LA滞在の後半は、サンディエゴのコミコン取材から流れてきた会社の女子と合流することになっていました。
FacebookでLA到着が確認できたので、「今日はどこに行くの?」と尋ねると、「エンデバーを見に行きます」との返事。
「エンデバーって何だっけ?」
「スペースシャトルですよ!」
そうなんです。退役したスペースシャトル、エンデバーが、LAのカリフォルニア・サイエンス・センターに展示されているんです。
「お、おれも行く!」
ということで、やってきましたサイエンス・センター。
エンデバーは無料で見られますが、夏休み期間は小学生などの動員がみっちり入っているので、2ドル払ってネットで時間を予約して行きました(あんまり意味がなかった)。
生スペースシャトル、見たら興奮しますよ。けっこうデカいんです。全長はおよそ40メートル、重さは77トン。
エンデバーは、1992年から2011年までの間に25回飛行しました。日本人は、毛利さんが2回、若田さんも2回、土井さんが1回これに乗りました。
見学者は周囲をぐるりと回って、色んな角度から眺めることができます。主翼の広がった感じは、コンコルドを思い出させます。
耐熱タイルがボロボロになってます。飛行機みたいな、ピカピカのステンレスのような機体イメージとは180度異なる異様なサーフェス。
正面近くからの画。旅客機よりは軍用機に近いルックス。
エンジンもこんなん。左側にいる人間が小さく見えます。
サイエンス・センターは、シャトルの他にもいろんな人工衛星や宇宙船が展示されていて、なかなか楽しいところです。
そして、是非とも見逃さないで欲しいのは、エンデバーをLAXからミュージアムまで陸送したときの写真の数々。
これ見ると、中央分離帯の突起物を引っぱがして輸送路を確保したんですね。
他にも、陸送の模様をひと目見ようと集まっているギャラリーの方々の熱気が伝わる写真が多く、なかなかのシズル感。
いまLAに行くなら、是非エンデバーを見に行ってください。エンデバーは、将来的に垂直に立てられて展示されるとのこと。腹の下にもぐり込んで間近で見られるチャンスは今しかありません。
カリフォルニア・サイエンス・センターにて展示中です。
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