テキサス州オースティンで行われるテックと映画と音楽の祭典、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)に3年連続で行ってきました。今年は、AIやVRのセッションに参加しつつ、ドキュメンタリー映画やホラー映画を渉猟するというミッションです。
バーニー・サンダースのキーノートや、映像関係者のパネルディスカッションなどをサクサク見物して迎えた3日目の朝、思いがけない知らせがやってきました。
朝8時過ぎに、同僚がホテルの私の部屋をノックする音がします。
私たちは、仕事仲間4人ぐらいで現地入りしていますが、連絡はメッセンジャーアプリで取り合っているので、部屋を訪ねてくるというのはよほどの事です。なになに?
「大変です! イーロン・マスクが今日の12時から緊急登壇します。8時半からコンベンションセンターでチケット配布するそうです!」
「おお、それは絶対行くぞ。急いでコンベンションセンター行こう!」
私はまったく気がついていなかったのですが、イーロン・マスクの登壇を知らせるメールは、当日の朝8時に届いたそうです。告知から30分後にチケット配布ってどんだけスクランブルなんだよ。
急いで支度して、ホテルからウーバーに乗って、コンベンションセンターに着いたのが8時25分。当然のごとく大行列。
前日の夜の時点でTwitterに告知されたらしく、早い人は朝6時頃から並んでいたようです。
30分ほど並んでいたら、スタッフによってチケットが配られはじめ、難なく座席を確保。
「Elon Musk Answers Your Questions!」と題されたセッションは、コンベンションセンターから徒歩10分ほど、キャパが2500人という大ホール「Moody Theater」で行われました。入場待ちで列に並んでいる最中、「100ドルでチケット買うよ〜」って叫んでる人がいましたよ。
およそ30分押しで現れたイーロン・マスクですが、腰をクネクネさせ踊りながら登場。もう拍手大喝采。
MCと軽くやりとりしたあと、今年の2月に成功したファルコンヘビーの打ち上げの模様がスクリーンで披露されます。動画貼っときましょう。1分52秒。
この動画、ホント編集が上手。デビッド・ボウイの「Life on Mars?」をバックに、最後のファルコン2機がランチャーに戻ってくるシーンにいたって、観客総立ち&大歓声のスタンディングオベーションです。まるでロックコンサートだわ。いやいやいや凄い人気。
この動画、ホント編集が上手。デビッド・ボウイの「Life on Mars?」をバックに、最後のファルコン2機がランチャーに戻ってくるシーンにいたって、観客総立ち&大歓声のスタンディングオベーションです。まるでロックコンサートだわ。いやいやいや凄い人気。
この日は観客とのQ&Aということで、火星のこととか、AIのこととか、カニエ・ウェストのこととか色んなことをざっくばらんに話しておりました。日本語で読めるリンクを最後においておきます。
1時間半におよんだセッションの最後、イーロン・マスクは後から登壇した弟マスクと一緒にカントリーソングを披露して、このサプライズ・セッションを締めました。
それにしても……。
このイーロン・マスクのセッションが急に飛び込んできたおかげで、予定していた午前中のセッション2本、午後の映画1本をぶっ飛ばすことになりました。ま、しょうがないね〜。
▼イーロン・マスクが語る「火星・AI・ビジネス」 SXSWスペシャルセッション
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