2011年5月15日日曜日

イギリス旅行記2011 その4 ロンドン建築めぐり

前回のエントリから続く;

今回、自転車という格好の足を手に入れたので、ロンドンで建築巡りに出かけました。この辺りのサイトを参考にしながら、プランを立てます。

ミレニアム以降、ロンドンにおいて圧倒的な存在感を誇るのがノーマン・フォスター。まずは、そのノーマン・フォスターの建築を3カ所見学に行くことにします。


これは、テムズ側南岸・サザーク地区のロンドン・シティホール(市庁舎)。

凄いデザインです。21世紀のピサの斜塔。間近で見ると、建物は案外小さいんですよ。ロンドン市長がここを拠点にしているそうです。


ファインダー越しに、シティホールの彼方にタワーブリッジが収まるポイントを発見。なかなかシュールです。シティホール、もの凄く傾いて見えますよね。


お次は「ガーキン」こと30セント・メアリー・アクス。スイスの保険会社のビルで、新しいロンドンのシンボルと言っても過言ではないこの建物は、ロンドンの金融街・シティにそびえ立っています。先ほどのシティホールから、自転車でタワーブリッジを渡って10分ほど。ふもと近くまで行くと、他の建物に遮られて見えなくなるのでちょっと迷います。



ふもとからあおって撮った画。まさにガラスの塔。高さ180メートル。周囲には観光客がほとんどいないので、あんまり長いこと滞在するのははばかられます。


続いて、大英博物館のグレートコート(中庭)もノーマン・フォスターの作品です。ガラスの屋根ですっかり覆われた、クローズドなのに開放的な不思議な空間。

そういえばノーマン・フォスターは、今年のチャンピオンズ・リーグの決勝が行われるウェンブリー・スタジアムの改修も手がけています。こちらは自転車では行けない距離なので、次回の渡英の時にでも。

フォスター卿の超モダンな建物を見た後は、昔ながらのプログレファンの聖地、バターシー発電所跡へと足を伸ばします。


ピンク・フロイドの「アニマルズ」のジャケットで有名な建物ですね。煙突のあたりに豚が飛んでいた。

こちらは、地下鉄のビクトリアラインのピムリコ駅で降りて、周辺の自転車ステーションから自転車で10分あまり。川を渡って建物の間際まで行くのは大変なので、川のこちら側からの見学。建物の中身はがらんどうのようです。

この発電所の遺跡、取り壊すのか残すのか、とても気になります。もちろん、個人的には残して欲しい。この姿がないと、ロンドンに来た気がしません。

以上、自転車で回るロンドン建築めぐりでした。

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