2泊目は、石垣島のANAインターコンチネンタルホテルを予約してありますが、この日、石垣島での予定は特にありません。竹富島からの船中、「やえやまなび」というそこら中で手に入るフリーペーパーをパラパラめくりながら、取りあえず島をドライブしようということだけ決めました。
13時過ぎに石垣島の離島ターミナルに上陸すると、何やら人が群れているスポットがあります。
具志堅用高の銅像です。2日前(12月26日)に設置されたそうです。昨日、竹富島で読んだ新聞に書いてありました。
具志堅って、地元の立派な英雄なんですね。この銅像、香港のフェリー埠頭に立ってるブルース・リーの銅像と同じ意味合いだよね。サイズ的にも同じぐらいの大きさかな。
さて、まずは車の確保です。アタリをつけてあった、ターミナル近くの石垣島レンタカーに突撃です。
カウンターには誰もいません。しばらく待っていると、お店の人が裏口から現れて「今日は満車です」と申し訳なさそうに言うではありませんか。
こりゃヤバい。年末の繁忙期なんですよねえ、ちょっと甘くみたかも。
離島ターミナルの周りにはメジャーなレンタカー屋がなく、空港まで行かないとトヨタレンタカーや日産レンタカーはありません。
こりゃ最悪、空港行きだなと覚悟しつつ、来た道をターミナルの方まで戻っていくと……道ばた(歩道)にこんな車が!
レンタカー屋さん、ありました。24時間(朝9時から翌朝9時まで)で3980円、プラス保険1000円前払いという条件でゲット。無事に今日の足が手に入りました。
ちょっと遅めの昼食を、ターミナルから車で2〜3分ののりば食堂でいただきます。
ソーキそばに、じゅーしーに、もずくですね。そばにはウコンが練り込んであって、ちょっと黄色いのが特徴。
おそばを食べていると、携帯に着信が。何だ何だ?
1週間ほど前、石垣島での夕食にと予約の電話を入れた際に、「キャンセル待ちなら受ける。キャンセルが出たときだけ電話する」と言われていた、焼肉やまもとからの電話でした。まったくアテにしてなかったというか、忘れていたんですが「今日、17:30からの予約にキャンセルが出た。19:00までの1時間半だがどうするか?」との連絡。
「行く行く行きます。絶対に行きます!」
いま、おそば食べてるのが14時過ぎなので、3時間後には夕食ってことになりますが、ここは迷わず「YES!」です。一気にテンションがあがりました。
石垣島の焼肉やまもと、そんなに凄いんでしょうか? 以下、「沖縄上手な旅ごはん」(さとなお著)より引用してみます。
ハッキリ言おう。
ここまでうまい焼き肉はめったに食えない。東京や大阪のうまいといわれる焼き肉店はたいてい行ったが、ここは桁外れにうまい。日本でもトップクラスであろう。
ちなみに、食べログは3.8です。クチコミを読むと、「石垣便のチケットを取ったら、即やまもとを予約せよ」だとか、「17時(開店時)の予約でないと、一番美味しい肉が売り切れちゃう」とか、「やまもと=伝説の焼肉屋」的なポストがたくさん見受けられます。
先のさとなお氏の本によると、石垣牛は黒毛和牛の一種で、その子牛は日本各地のブランド牛の元になっているんだそうだ。年間を通じて温暖な石垣で育つため、子牛のころからエサをよく食べ、体が大きいんだそうである。
そば屋を出て3時間、島内を適当にドライブして、17時半にやまもと突入!
あれ? 意外に混んでないじゃん。4人がけテーブルを2人で占拠することに成功。
さあ、注文しましょう。上カルビ、名物焼きしゃぶ、ネギタン、え?ハラミは売り切れ、じゃあ、ミノ!
至福の1時間半はあっという間に過ぎました。伝説は本当だった。
我々は、上ロースを軽くあぶってポン酢で食べる「焼きしゃぶ」が一番気に入りました(写真の左の皿)。もちろん、どのネタも抜群に美味しくて、値段がかなりリーズナブル。これは鉄板の超人気店だよ、と大いに納得
実は、入店したころは、まだ空席がチラホラあったんです。ところが30分もすると(18時ぐらいになると)満席になり、それ以降、予約なしで来るお客さんが続々跳ね返されていて行きます。
だけど、注意して観察していると、18:15ぐらいに予約なしで現れた客(女性2人組)が「19時までに食べ終わるなら入っていい」と言われ、45分一本勝負に挑んだり(酒を飲まない2人だったので楽々クリア)、19:00ぐらいに来たカップルが「20時に来れば、21時までの席がある」と言われて出直してきたりと、当日でも時短覚悟なら席につけるチャンスはあるということが分かりました。ただし、空席待ちの行列はありません。あくまで、入店した時のタイミングで、店からのオファーが出るかどうかって感じ。
実際、我々も持ち時間1時間半のところ、1時間15分ぐらいで切り上げています。焼き肉屋って、ネタがどんどん出てくるから、けっこう高回転なんですよね。そもそも。
お店はとてもカジュアルな雰囲気で、名店にありがちな敷居の高さはまったくありません。店員もほとんどが高校生のアルバイトでしょう。客が店側に気を遣うような局面が一切ないというのが、我々的にはもっとも意外だったポイント。
焼肉やまもと、また来よう。次は1カ月前予約だな。
帰りしな、「竹富町役場」の前を通りかかりました。ええっ? 竹富の町役場、竹富島にあるんじゃないの?
ホテルに帰るタクシーの運転手さんにこの件を訪ねると、竹富町役場は戦前から石垣島にあるとのこと。面白いですねえ。つか、離島っていろいろ大変そうですね。
西表島編に続く。
13時過ぎに石垣島の離島ターミナルに上陸すると、何やら人が群れているスポットがあります。
具志堅って、地元の立派な英雄なんですね。この銅像、香港のフェリー埠頭に立ってるブルース・リーの銅像と同じ意味合いだよね。サイズ的にも同じぐらいの大きさかな。
さて、まずは車の確保です。アタリをつけてあった、ターミナル近くの石垣島レンタカーに突撃です。
カウンターには誰もいません。しばらく待っていると、お店の人が裏口から現れて「今日は満車です」と申し訳なさそうに言うではありませんか。
こりゃヤバい。年末の繁忙期なんですよねえ、ちょっと甘くみたかも。
離島ターミナルの周りにはメジャーなレンタカー屋がなく、空港まで行かないとトヨタレンタカーや日産レンタカーはありません。
こりゃ最悪、空港行きだなと覚悟しつつ、来た道をターミナルの方まで戻っていくと……道ばた(歩道)にこんな車が!
ちょっと遅めの昼食を、ターミナルから車で2〜3分ののりば食堂でいただきます。
おそばを食べていると、携帯に着信が。何だ何だ?
1週間ほど前、石垣島での夕食にと予約の電話を入れた際に、「キャンセル待ちなら受ける。キャンセルが出たときだけ電話する」と言われていた、焼肉やまもとからの電話でした。まったくアテにしてなかったというか、忘れていたんですが「今日、17:30からの予約にキャンセルが出た。19:00までの1時間半だがどうするか?」との連絡。
「行く行く行きます。絶対に行きます!」
いま、おそば食べてるのが14時過ぎなので、3時間後には夕食ってことになりますが、ここは迷わず「YES!」です。一気にテンションがあがりました。
石垣島の焼肉やまもと、そんなに凄いんでしょうか? 以下、「沖縄上手な旅ごはん」(さとなお著)より引用してみます。
ハッキリ言おう。
ここまでうまい焼き肉はめったに食えない。東京や大阪のうまいといわれる焼き肉店はたいてい行ったが、ここは桁外れにうまい。日本でもトップクラスであろう。
先のさとなお氏の本によると、石垣牛は黒毛和牛の一種で、その子牛は日本各地のブランド牛の元になっているんだそうだ。年間を通じて温暖な石垣で育つため、子牛のころからエサをよく食べ、体が大きいんだそうである。
さあ、注文しましょう。上カルビ、名物焼きしゃぶ、ネギタン、え?ハラミは売り切れ、じゃあ、ミノ!
我々は、上ロースを軽くあぶってポン酢で食べる「焼きしゃぶ」が一番気に入りました(写真の左の皿)。もちろん、どのネタも抜群に美味しくて、値段がかなりリーズナブル。これは鉄板の超人気店だよ、と大いに納得
実は、入店したころは、まだ空席がチラホラあったんです。ところが30分もすると(18時ぐらいになると)満席になり、それ以降、予約なしで来るお客さんが続々跳ね返されていて行きます。
だけど、注意して観察していると、18:15ぐらいに予約なしで現れた客(女性2人組)が「19時までに食べ終わるなら入っていい」と言われ、45分一本勝負に挑んだり(酒を飲まない2人だったので楽々クリア)、19:00ぐらいに来たカップルが「20時に来れば、21時までの席がある」と言われて出直してきたりと、当日でも時短覚悟なら席につけるチャンスはあるということが分かりました。ただし、空席待ちの行列はありません。あくまで、入店した時のタイミングで、店からのオファーが出るかどうかって感じ。
実際、我々も持ち時間1時間半のところ、1時間15分ぐらいで切り上げています。焼き肉屋って、ネタがどんどん出てくるから、けっこう高回転なんですよね。そもそも。
お店はとてもカジュアルな雰囲気で、名店にありがちな敷居の高さはまったくありません。店員もほとんどが高校生のアルバイトでしょう。客が店側に気を遣うような局面が一切ないというのが、我々的にはもっとも意外だったポイント。
焼肉やまもと、また来よう。次は1カ月前予約だな。
ホテルに帰るタクシーの運転手さんにこの件を訪ねると、竹富町役場は戦前から石垣島にあるとのこと。面白いですねえ。つか、離島っていろいろ大変そうですね。
西表島編に続く。
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