さて、年末年始の旅行シーズンがやって来ました。振り返れば2012年の年末年始は、年明け早々にモロッコに行きました。2013年は、12月27日から八重山諸島を3泊4日で訪れ、12月30日の夜には東京に帰ってくるという段取り。出張くずれや親孝行以外では非常に珍しい、夫婦2人での国内旅行です。
国内旅行ってことでエアチケット代はだいぶ抑えられるので、その分宿泊をデラックスにしようと計画。とは言え、あんまり高すぎるのも受け入れがたいので、日程と料金プランを子細に検討し、1泊目、竹富島・星のや→2泊目、石垣島・ANAインターコンチ→3泊目、西表島・星野リゾートニラカナイに予約を入れました。エアは往復ともにJAL(JTA)の石垣空港(ISG)直行便です。
さて、出発の27日。朝5時過ぎに家を車で出発し、予め予約しておいた羽田空港のP2に駐車。6時25分のNU71便に慌ただしく駆け込んで、機内で朝食(持ち込んだ)。この便は30分弱遅れて、10時半頃に石垣空港に到着しました。所要時間約4時間ってことは、上海や台北に行くのと変わらないですね。
南ぬ島新石垣空港っていうんですが、この空港は13年3月にオープンした新しい空港。降りたってみると、天気はどんより曇ってます。風が強いし、とっても寒い。うーむ。頭の中の南国イメージがガラガラ崩壊。洋服の構成、間違ったかも。
初日は竹富島泊です。星のやです。気を取り直して、空港から離島ターミナルまでバスで移動。この時点で11時半ぐらい。昼食を摂ってから船に乗るか、竹富に行ってから昼食にするか迷うところですが、船の時間をチェックすると、5分後に出る便があったので、とっとと船に乗ることに。そして、これが大正解。
石垣〜竹富航路のフェリーは、こんな小さな船なんですが、これがもの凄く揺れるんです。
速度的には、時速50キロぐらいな感じですが、船が小さいせいもあって、縦に横に揺れまくります。道中きりもみ状態です。側方の窓には水しぶきがじゃんじゃん跳ね返ってきて、これがなかなかスリリング。ちょっとしたジョイライドですわ。けっこう楽しい。若いカップルとか、キャッキャ大騒ぎしてるし。
それにしても、昼飯食ってなくてよかったわ。船に乗ってる時間はものの10分ですが、乗り物に弱い人は一大覚悟が必要かも。
島に着くと、星のやの送迎バスが待っていたので、取りあえずこれに乗って宿に行きチェックイン。部屋の準備がまだ整ってないとのことで、ふたたびバスに乗って島の集落へ行き、散策がてら昼食といきましょう。
けっこう古い家ですねえ。島の集落に立つ家は、赤瓦屋根の伝統的な建物ばかり。屋根にはシーサーが1匹乗ってます。
水牛車のツアーにも遭遇。ほとんどの道路は舗装されておらず、白い砂が舗装がわり。
ランチは、そば処 竹の子で八重山そばとじゅーしーとカリカリポーク。しみじみする味です。
途中で自転車を借りて、ビーチにも突撃。
星の砂で有名なカイジ浜。多くの観光客が採掘に励んでいます。我々も足下の砂をすくってみますが、なかなか星形のは見つかりません。出店があって、200円で瓶詰めが売ってます。
観光客が乱獲するので、星砂が少なくなったんでしょうか? 実は、もっと簡単に星砂が見つかるビーチが別の場所にありました(cf:西表島編)。
ずっと曇っていて、けっこう寒かったので、観光は早々に打ち切って星のやに戻ります。
ゆっくり風呂に入り、夕食を摂り、早々に眠りにつきました。
そして翌日、朝から青空が。
竹富島は、伝統的町並み保存地区に指定されており、家を新築する際に細かい規制があります。
家屋は平屋で赤瓦を乗せる。母屋は南向き。敷地は石垣で囲うなどなど。
星のやは、この規制に沿って作られたリゾートで、1部屋が1棟の家屋となっており、全部で48棟の客室があります。
朝食後、せっかくのいい天気なので、宿の自転車(無料)を借りて、ふたたび集落を散策。
前日は、人がわんさか並んでいて上れなかったなごみの塔に上ったり(階段の上り下りがスリリング)、島のパワースポットを巡ったり(写真は国仲御嶽)と1時間あまり。
お昼前には宿に戻ってチェックアウトし、石垣島に戻る船の時間に合わせて送迎バスに乗ります。
およそ24時間の滞在でしたが、竹富島はなかなかラブリーな島でした。人口はたったの330人。まるで、昭和のどこかの瞬間に時間が止まったかのような島です。
ラブリーな一方で、とても頑固そうな雰囲気もそこかしこにあります。さらには、神の島と言われるだけあって、島全体がパワースポットのような感じ。島には28カ所の御嶽があるんだとか。どうやら、かなり奥が深い島ですね。
滞在中、背の赤い虫がたくさん飛んでいて、何かと聞いたらホタルだと。3月になると、このホタルがあちこちで光ってキレイなんだとか。なんと、幼虫(芋虫みたいなシェイプ)も光るんだそうです。面白い。
そんなホタルの時期に、つまりもうちょっと暖かい季節に、またゆっくり訪れてみたいと思わせてくれる場所でした。
石垣島編に続く。
さて、出発の27日。朝5時過ぎに家を車で出発し、予め予約しておいた羽田空港のP2に駐車。6時25分のNU71便に慌ただしく駆け込んで、機内で朝食(持ち込んだ)。この便は30分弱遅れて、10時半頃に石垣空港に到着しました。所要時間約4時間ってことは、上海や台北に行くのと変わらないですね。
南ぬ島新石垣空港っていうんですが、この空港は13年3月にオープンした新しい空港。降りたってみると、天気はどんより曇ってます。風が強いし、とっても寒い。うーむ。頭の中の南国イメージがガラガラ崩壊。洋服の構成、間違ったかも。
初日は竹富島泊です。星のやです。気を取り直して、空港から離島ターミナルまでバスで移動。この時点で11時半ぐらい。昼食を摂ってから船に乗るか、竹富に行ってから昼食にするか迷うところですが、船の時間をチェックすると、5分後に出る便があったので、とっとと船に乗ることに。そして、これが大正解。
速度的には、時速50キロぐらいな感じですが、船が小さいせいもあって、縦に横に揺れまくります。道中きりもみ状態です。側方の窓には水しぶきがじゃんじゃん跳ね返ってきて、これがなかなかスリリング。ちょっとしたジョイライドですわ。けっこう楽しい。若いカップルとか、キャッキャ大騒ぎしてるし。
島に着くと、星のやの送迎バスが待っていたので、取りあえずこれに乗って宿に行きチェックイン。部屋の準備がまだ整ってないとのことで、ふたたびバスに乗って島の集落へ行き、散策がてら昼食といきましょう。
観光客が乱獲するので、星砂が少なくなったんでしょうか? 実は、もっと簡単に星砂が見つかるビーチが別の場所にありました(cf:西表島編)。
ずっと曇っていて、けっこう寒かったので、観光は早々に打ち切って星のやに戻ります。
そして翌日、朝から青空が。
家屋は平屋で赤瓦を乗せる。母屋は南向き。敷地は石垣で囲うなどなど。
星のやは、この規制に沿って作られたリゾートで、1部屋が1棟の家屋となっており、全部で48棟の客室があります。
およそ24時間の滞在でしたが、竹富島はなかなかラブリーな島でした。人口はたったの330人。まるで、昭和のどこかの瞬間に時間が止まったかのような島です。
ラブリーな一方で、とても頑固そうな雰囲気もそこかしこにあります。さらには、神の島と言われるだけあって、島全体がパワースポットのような感じ。島には28カ所の御嶽があるんだとか。どうやら、かなり奥が深い島ですね。
そんなホタルの時期に、つまりもうちょっと暖かい季節に、またゆっくり訪れてみたいと思わせてくれる場所でした。
石垣島編に続く。
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