2016年4月17日日曜日

iPad Pro 9.7を買ってみた。12.9インチ版とどう使い分けるのよ?

新しいiPad Proを買いました。9.7インチバージョンです。昨年発売された12.9インチのiPad Proと同等のスペックを、iPad Airの大きさの筐体に移植したってやつ。スマートキーボードとApple Pencilもついでにポチってみます。

MacBook、iPad Pro 12.9インチ版と並べてみましょう。大きさはこんな感じ。一番下が9.7インチ版です。


画面の大きさは、iPad Pro 12.9>MacBook>iPad Pro 9.7 という感じ。

まあ、大きさや重さやインターフェースは、iPad Air2とほとんど変わらないのですが、このモデルの特徴は、Apple SIMが内蔵されている点です。内蔵とはいっても、物理的なSIMはなく、本体にチップが内蔵されているんです(私の買ったのはセルラーモデルです)。

ソネットの「0 SIM」をSIMトレイに入れて、アクティベートしてみましょう。


「設定」の「モバイルデータ通信」をタップし、「データ通信プランを選択」のところを見ると、「ドコモ」にチェックが入っています。これは「0 SIM」のことです。ソネットの「0 SIM」はドコモのネットワークを使っています。

その下に「新規プランを追加」というのがあるので、これをタップしてみましょう。


Apple SIMで利用可能なネットワークが3つ表示されます。これでいずれかを選べば、Apple SIMを利用することになります。まあでも、日本でApple SIMを使う人はあんまりいないかと。MVNOのSIMの方が圧倒的にお得ですからね。


そして、Apple Pencilですが、これはこれで面白いし楽しいです。しかし私の場合、仕事でも日常でも使うことはほぼないでしょう。奥さんにプレゼントだな。

さて、iPad Pro 12.9インチと9.7インチをどう使い分けるか?

12.9をしばらく使ってみての感想は、まず、デカいので画面の視認性がかなり高いということ。詳細はこちらのレビューで。ただし、デカいので持ち運びには大変不便であること。つまり、モバイル端末としては適していない。飛行機の中とか持ち込むと、かさばってしょうがない。

12.9は、会社に置きっぱなしにして、ミーティングの際に使うことにしました。いつもエクセルやパワーポイントの書類が山盛りのところ、12.9によってペーパーレス化をほぼ実現できています。断然エコです。ただしこれができるのは、もっぱら社内会議ですが。

そして9.7はモバイル用となるわけですが、ここで曲者なのは、スマートキーボードですね。


私は、iPadを使う時は、おもに写真左の低い角度で使っています。まあ、ソフトキーボード使うときは誰だってこうなるよね。しかし、スマートキーボードは、写真右のように高い角度で使うように最適化されています。


低い角度にもなるんですが、この状態に畳むのが意外に難しい。フロフタみたいに簡単ではないんです。

しかも、閉じた時のカバー面が均一でなく、これがまた気持ち悪い。カバーを広げてiPadを固定するのも、慣れないとなかなかスムーズにいきません。


ここら辺が、ジョブズがいた頃のアップルのスタンダードからずれてきていると感じるところですね。

キーボードカバーの色もなあ……。ネズミ色一択なんだよなあ……。なんか一抹の寂しさを覚えるiPad Proでした。結論としては、12.9(+スマートキーボード)は会社でミーティング用。9.7(+スマートキーボード)は自宅用&旅行用ってことになります。


ところで、先日(4月15日)、銀座のApple Storeを通りかかったところ、ファサードのリンゴマークのヘタが緑色になっていました。何でやねんってことで調べてみたら、4月22日のアースデイにちなんで行っているようです。

夕刻〜夜にアップルストアに行かれる方は、ぜひ確かめてみてください。

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