ミュージック・シーズンはまだまだ続きますが、我々は当初の予定通りチェンナイを離れアウランガバードへと向かいます。アウランガバードは、人口150万人と大きな都市ですが、これといった観光資源はありません。旅行者にとっては、アジャンタ・エローラ観光の拠点として滞在するだけの町です。地理的には、南インドというより西インドですね。
アウランガバードへの便はデリーとムンバイからしかなく、我々はムンバイ経由のフライトです。
上の図は右下のチェンナイからムンバイまでの空路を示していますが、ムンバイからやや東にアウランガバードの地名が見えます。チェンナイからムンバイまでが1時間45分、そしてムンバイからアウランガバードまでは45分です(距離は400キロ)。結局この日は、チェンナイを昼12時の便で発って、エア・インディアが遅れたせいもあって、アウランガバード空港に到着したのが午後5時半すぎ。移動で一日がすっ飛んでしまいました。インド国内の移動は、どうにも非効率的な感じがつきまといます。
ところでこの日は、ジェット・エアウェイズからエア・インディアに乗り継ぎました。それぞれの機内食をご紹介します。
まずはジェット・エアウェイズの機内食。チェンナイからムンバイの路線で出たものです。ノンベジ仕様。なかなか豪華です。
このエアラインの機内食はタージグループと提携しているそうです。ちょっとボリュームがありすぎるほど。
一方、ムンバイからアウランガバードへのエア・インディア便で出たのがこちら。
パンが2つに水が1本。ケチャップがついていますが、パンに塗って食べろということなのでしょうか。
以上、いずれもエコノミークラスの食事です。エア・インディアの方は、たった45分のフライトなので、「食事」というよりは「軽食」なのかも知れません。
個人的には、1時間ぐらいの国内線なら機内食はナシでOKだと思うのですが、インドでは必ず食事を出すらしいです。でも、このエア・インディアの食事なら、はっきり言って出ない方がマシ。
機内食に限らず、フライトの遅延の少なさやCAの接客など、エア・インディアに比べ、ジェット・エアウェイズの方が遥かに優れているし、垢抜けています。あと、日本人の乗客がとても少ない(たまたま私が乗った路線に限ったことだけかも知れませんが)。インドにお出かけの際は、是非ジェット・エアウェイズも選択肢に加えてみてください。それにしても、ジェット・エアウェイズって陳腐な名前ですよね。インドって感じが全然しない……そこが経営者の狙いなのかも知れませんが。
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