先月(2017年3月)サンフランシスコを訪れた際、TARGETで見かけた「SONOS」というスピーカーが気になってました。
現地で買うと199ドルなんですが、日本のAmazonでも並行輸入品が2万円台で売ってます。早速購入してみましょう。「PLAY: 1」という機種の白を選びました。
届きました。サイズ的にはおよそ10センチ×10センチ。高さが15センチちょい。なかなかコンパクト。ただし重さが1.8キロと意外に重い。
iPhoneに専用アプリをダウンロードして鳴らします。設置する環境に、WiFiはマストです。SONOSはワイヤレススピーカーですが、Bluetoothではなく、WiFiで直接音楽サービスに接続するのです。なので、音楽サービスへの登録(有料アカウント)も必要。
音楽サービスに接続する前に、スピーカーをセットアップします。SONOSは「Trueplay」というサラウンドシステムを採用していて、部屋の形状や家具などの反響も考慮した上で音響を最適化します。
スピーカーを設置したら、iPhoneを壁や空間にかざして、ブンブン振りながら部屋をひとまわりします。これによってベストなサウンド設定を判定します。このiPhoneの使い方、なかなか新しい。
続いては、音楽サービスのアカウント登録。
Apple MusicやSpotifyは知ってますが、AnghamiとかBandcampとか、知らないサービスがたくさんあります。なんと、30以上の音楽配信サービスがアメリカにはあるんですよ。
私が唯一加入しているのはSpotifyです。IDとパスワードを入力します。
セットアップはこれで完了です。Spotifyのアプリではなく、SONOSのアプリでSpotifyを聞くということになります。
通常のBluetoothスピーカーの場合、アプリとの通信が切れたら音楽も切れます。また、音楽を聴いている時に電話がかかってきたりすると、音楽がフェードアウトして電話の呼び出し音がなります。SONOSの場合、このいずれの症状も起こりません。
iPhoneが近くになくても、Spotifyを聞くことができます。本体上部のPLAYボタンを押せば、前回聞いていたところから再生が始まります。こりゃいいね。
肝心の音質ですが、まあまあってレベルですね。この大きさ、この価格であれば合格ですが、いつも使っているサブウーファーつきのBOSEに比べると、さすがに低音が物足りない。
ロックやポップスならOKだけど、クラシックやジャズだと物足りない。そんな感じです。
このSONOS、1台のときは当然モノラルですが、2台並列に設置してステレオに設定することが可能です。また、ここで紹介したPLAY: 1の他にも、大きいのや小さいのなど、いろいろ種類がありますよ。
iPhoneで音楽聴いてる人なら、SONOSはオススメです。スマートスピーカーだよね。ただし、これ使う人は音楽サービスの有料アカウントが必要です。Apple Music、Spotify、Amazon Music、Last.fmあたりですかね。AWAとかLINEミュージックには、もちろん対応してませんよ。
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