2017年4月3日月曜日

オースティンは熱かったけど、寒かった。SXSW2017覚え書き

2度目の参加となったサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)。現地で感じたあれこれを、覚え書きとして残します。SXSWは、3月10日から19日まで行われました。


オースティンはめっちゃ好景気。「全米一、景気のいい町だ」って言ってる人もいました。

はい、こんな感じで人口も増え続けています。今ではサンフランシスコより人口が多い。最近は「美食の町」としても知られるようになってきているんだとか。確かに食事は、何を食べてもけっこう美味。


繁栄の礎となったのは、デル・コンピュータが当地で創業(1984年)したことだそうです。その3年後、87年にはSXSWが始まってます。94年に映画、98年にはインタラクティブ部門が追加され、今のスタイルに。

今年のSXSW、日本からの出展者、参加者が非常に増えた。昨年600人だった日本人参加者は、今年は1000人以上になったそう。ちなみに、全体では8万人の参加者だとか。

日本からはソニー、パナソニック、NTTなどが出店。それなりに盛り上がってましたね。個人的に、一番印象的だったのは、ソニーのこれ。


テーブル上に、キーボード(ピアノ)や、ドラムス(シンバル)を出現させて(投射する)、それを指で叩いて演奏できるというガジェットです。

コンベンションセンターの近所には、「ジャパン・ラウンジ」というのが開設されており、登録した日本人ユーザーは、ラウンジで休憩したり、充電したり、無料で飲食できるようになってた。これはとっても便利。


映画祭も、昨年よりも明らかに高クオリティ。今や、サンダンス映画際よりもSXSWの方が映画際としては上位だという説もあります。


経産省の人たちもたくさん来ていました。スタジオ・タイプの合宿所(?)で日本食をごちそうになったw

しかし今年のオースティンは寒かった。昨年は、同じ時期に連日35℃オーバーだったのに、今年は連日15℃以下。朝晩はこんな気温!


映画を見るためのSXPRESSパスは、会場のキャパの10%しか発行されない。それをゲットするために、朝の9時から長蛇の列が毎日できる。しかし、自分の番が来た時にはSOLD OUTになってるケースも多く、並んだ意味がまったくないという日もあった。これは、本当に何とかしてほしい。


この行列に並ぶためには、ホテルを8時半ぐらいに出発する必要があった。移動には、FastenかRide Austinというライドシェア・サービスを使うのだが、これが8時〜9時に超インフレ料金になってしまう。通常なら20ドルで行けるところが、120ドルってなってた時は、さすがに怒りがこみ上げたよね。

コンベンションセンターから徒歩で20分ほどのところに、ホールフード・マーケットがあった。しかもかなりデカい。オーガニックな食材や、世界中のワインやビール、ファンシーな雑貨などいろいろあって、AirBandBの長期滞在には最適かもね。私はここでメラトニンと、睡眠補助の薬を買いました。日本では売ってないやつ。

0 件のコメント:

コメントを投稿