シャトーを1軒だけ訪問し、ボルドーを後にします。次なる目的地はロワールの古城群。オペルのディーゼル・エンジンに火を入れ、車の床が抜けるんじゃないかと思うぐらいアクセルを踏み込んで、ロワール最初の訪問先であるシュノンソー城を目指します。
このオペルにはカーナビがついていないので、iPhoneのGoogleマップをナビ代わりに使います。
目的地を入れると、フェリーを使うルートが出てきました。へえ、意外。
ジロンド川に差しかかると、確かにフェリー乗り場があり、10分と待たないうちにフェリーが近づいてきました。実は、このフェリーを逃すと次の船まで3時間以上待つというタイミング。超ラッキー。いや、Googleマップが凄いのかな。
横向きで近づいてきた小さめのフェリーは、そのまま真横に接岸します。
何と、船の横っぱらに乗下船ゲートがありました。こんなの見たことないよ。
普通、フェリーって船首か船尾から車を入れて、車を縦に並べて列にしますよねえ。少なくともこれまで、整列で乗せるフェリーしか見たことがありません。
しかしこの船は、こんな感じでヨコ×ナナメに車を積むんです。面白いっすね。
昨日同様、高速を時速160キロでぶっ飛ばし、サービスエリアのPAULでランチを摂り、夕方にシュノンソーに着きました。くたびれた。しかし空は青い。
川の上に聳える美しい城をサクっと見学して、その日の宿に向かいます。
今日もシャトー・ホテル。CHATEAU DE NOIZAYに宿泊します。
クラシックというか、ややオールドファッションドなホテルでした。ちょっと田舎な感じで、あんまし洗練されてない。まあでも、雰囲気は悪くないよ。
翌朝、次に向かうはアンボワーズ城、レオナルド・ダ・ヴィンチゆかりの城です。幽霊が出る件でも有名。
この城に隣接するサン・ユベール教会に、ダ・ヴィンチの墓もありました。
先を急ぎます。相変わらず移動がハード。
次、シャンボール城。世界一デカい城。この城、本当デカい。無駄にデカい。
なかなかカメラに全景が収まらないし。どんだけ後ろに引けばいいんだよ。
屋根がいい感じですよね。ガウディのカサミラを思い出すなあ。
今回、スペインからフランスに移動してきて、もっともたくさんの中国人を見かけました。日本人もけっこう多いね。
足かけ2日でメジャーな城を3つだけ訪問し、今日の最後の目的地であるヴェルサイユ宮殿を目指します。
実は正直、古城はどうでも良かったw。ボルドーからヴェルサイユに行くルート沿いに古城がたくさんあったので、せっかくだからついでに寄ってみっか的な。
で、今回の旅のハイライトは、ヴェルサイユの庭園で開かれている、アニシュ・カプーアの展覧会です。アニシュ・カプーアは、インド系イギリス人のぶっ飛びアーティスト。作品のデカさで有名なんです。
ヴェルサイユでカプーア。何だかとってもワクワクします。ぐっふふ、楽しみだぜ。
いざ、ヴェルサイユへGO!
0 件のコメント:
コメントを投稿