2015年10月16日金曜日

珍しいフェリーに乗り、ロワールの古城を3軒だけ巡る

シャトーを1軒だけ訪問し、ボルドーを後にします。次なる目的地はロワールの古城群。オペルのディーゼル・エンジンに火を入れ、車の床が抜けるんじゃないかと思うぐらいアクセルを踏み込んで、ロワール最初の訪問先であるシュノンソー城を目指します。

このオペルにはカーナビがついていないので、iPhoneのGoogleマップをナビ代わりに使います。

目的地を入れると、フェリーを使うルートが出てきました。へえ、意外。


ジロンド川に差しかかると、確かにフェリー乗り場があり、10分と待たないうちにフェリーが近づいてきました。実は、このフェリーを逃すと次の船まで3時間以上待つというタイミング。超ラッキー。いや、Googleマップが凄いのかな。

横向きで近づいてきた小さめのフェリーは、そのまま真横に接岸します。


何と、船の横っぱらに乗下船ゲートがありました。こんなの見たことないよ。

普通、フェリーって船首か船尾から車を入れて、車を縦に並べて列にしますよねえ。少なくともこれまで、整列で乗せるフェリーしか見たことがありません。


しかしこの船は、こんな感じでヨコ×ナナメに車を積むんです。面白いっすね。

昨日同様、高速を時速160キロでぶっ飛ばし、サービスエリアのPAULでランチを摂り、夕方にシュノンソーに着きました。くたびれた。しかし空は青い。


川の上に聳える美しい城をサクっと見学して、その日の宿に向かいます。

今日もシャトー・ホテル。CHATEAU DE NOIZAYに宿泊します。


クラシックというか、ややオールドファッションドなホテルでした。ちょっと田舎な感じで、あんまし洗練されてない。まあでも、雰囲気は悪くないよ。

翌朝、次に向かうはアンボワーズ城、レオナルド・ダ・ヴィンチゆかりの城です。幽霊が出る件でも有名。


この城に隣接するサン・ユベール教会に、ダ・ヴィンチの墓もありました。


先を急ぎます。相変わらず移動がハード。

次、シャンボール城。世界一デカい城。この城、本当デカい。無駄にデカい。


なかなかカメラに全景が収まらないし。どんだけ後ろに引けばいいんだよ。

屋根がいい感じですよね。ガウディのカサミラを思い出すなあ。


今回、スペインからフランスに移動してきて、もっともたくさんの中国人を見かけました。日本人もけっこう多いね。

足かけ2日でメジャーな城を3つだけ訪問し、今日の最後の目的地であるヴェルサイユ宮殿を目指します。

実は正直、古城はどうでも良かったw。ボルドーからヴェルサイユに行くルート沿いに古城がたくさんあったので、せっかくだからついでに寄ってみっか的な。

で、今回の旅のハイライトは、ヴェルサイユの庭園で開かれている、アニシュ・カプーアの展覧会です。アニシュ・カプーアは、インド系イギリス人のぶっ飛びアーティスト。作品のデカさで有名なんです。


ほうら。こんな感じですよ。

ヴェルサイユでカプーア。何だかとってもワクワクします。ぐっふふ、楽しみだぜ。

いざ、ヴェルサイユへGO!

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