2015年10月21日水曜日

パリ郊外、ブローニュの森にそびえるルイ・ヴィトン美術館に行ってみた

パリ最終日(帰国便出発の前日)。前日のフリーメイソンの他に、もう1カ所行きたかった所に行きます。


それは、ルイ・ヴィトン・ファウンデーション(ルイ・ヴィトン財団美術館)。ルイ・ヴィトン財団が、昨年(2014年)10月にブローニュの森にオープンした、現代アートの展示会場です。

建築はフランク・O・ゲイリー。ビルバオのグッゲンハイム美術館とか、その縮小版たるLAのディズニー・シアターとか、プラハのダンシング・ハウスなど、近年、アグレッシブな造形を次々ものにしている建築家です。

私たちにとって、このルイ・ヴィトン・ファウンデーション訪問は、この度のパリにおける最後のミッションでした。ホテルから当地までの行き方についてもいろいろ考えた結果、出した結論は次のようなルート。

ホテルから凱旋門までUberで行く → 凱旋門からルイ・ヴィトンまでは、BlueBusという電気自動車のシャトルバスを利用。

完璧すぎるw

メトロなんか乗んねーし。

美術館の入館チケットをネットで予約し、EメールのコンファメーションをiPhoneに保存し、Uberを呼びます。アプリから。


「3分で到着します」と表示されましたが、ABDELKARIMくんのアウディは1分かからないで到着しました。パリのUberなかなかやるな。フランス人、やればデキるじゃん。

パリのUberも、北米同様、一般のドライバーが自分の車で営業するスタイル。白タクみたいなもんですね。相乗り用のPOOLメニューもあります。

これは後でパリ在住の女子から聞いたんですが、私たちがUberに乗った2日前にフランスの裁判所で、Uberが合法か非合法かの裁判があり、「合法」との判決が出たんだそうです。パリのタクシー事情はあんまりユーザーフレンドリーではないので(運転手の愛想が悪い、遠回りして料金つり上げるetc)、パリジェンヌにとって(特に若い人ににとって)、この判決は超ウエルカムなんだそう。


Uberを降りて、凱旋門からシャトルバスに乗ります。このバスは、ルイ・ヴィトンが運行するバスで、ダイレクトにルイ・ヴィトン・ファウンデーションに行きます。BlueBusという電気自動車のシャトルバスで、運賃は1人1ユーロ。

バスは10分ほどで、目的地に到着します。


ドドーン! 外観はこの偉容。シドニーのオペラハウスをちょっと思い出します。


中に入ると、色々楽しい光景に出会えます。


展示も見ながら、建物のディテールを楽しめるのが、今どきのミュージアムですよねえ。


行われていた展示の中では、オーケストラの演奏を至近距離から撮影し、箱形の部屋に設置した複数のスクリーンに投影しながら再生するインスタレーションがなかなかグッドでした。Douglas Gordonというアーティストの作品。

ルイ・ヴィトンの後は、ブローニュの森の中の湖に浮かぶレストランで、パリジェンヌ親子と、東京から出張していた友人と、私たち夫婦の5人でディナー。


渡し船で渡るレストランはLE CHALET DES ILESというお店。パリの人たちは、夕食スタートが20時ぐらい。グループの場合、みんな揃うのが20時半とか。そこから23時半〜24時ぐらいまで食事は続くそうです。宵っ張りですね。

この島のレストラン、リーズナブルでなかなかいい店でした。

パリでの予定が完了し、東京へと帰ります。

……そして、今回のスペイン〜フランスの旅行記を書き終わり、自宅のポストに郵便を取りに行ったところ、Hertzから封書が届いてました。開いてみると「PENALTY CHARGE NOTICE」だって。あっちゃ〜! スピード違反の罰金だよ。19.99ユーロ。クレジットカードに請求しておくだって。



高速のスピード違反監視カメラに写ったんだな、たぶん。オートルートを160キロで爆走したツケ……いや、蛮勇の勲章ってことですね。ま、罰金そんなに高くないし、日本の免許証には影響しないからね。ノープロブレムだよ。 

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