2017年5月4日木曜日

GWの青森県、桜が今イチなので「プランB」に変更したら大成功の巻

5月の1日、2日と(2017年)、実家の用事で青森県のてっぺんまで帰省しました。せっかくのゴールデンウィークなので、帰り(5月3日)は弘前あたりまで足を伸ばし、花見がてら1泊しようかと目論んでいたのですが、弘前市内の宿は完全に満室。もう、無慈悲なまでに満室なので諦めて、下北半島で花見をすることにしました。

そう、青森県は毎年GWが花見の季節なんです。3年前に桜を堪能した時の過去エントリをケツに貼っておきますよ。

ところが今年は……。


何だか桜の様子がヘンです。満開とはほど遠い。

まだ咲ききってないのかと思いきや、葉っぱが伸びてしまって、同じ桜の木で花と葉がまだらになっているんです。

きれいに満開になっている木もあるにはあるんですが、非常に少ない。地元の観光組合のHPによると、下北の桜は一年ごとに、いい年と悪い年があるんだと。なんか、ワインみたいだね。

完全にアテが外れてしまったので、花見を諦めてプランBへと作戦変更です。

聞けば、5月3日は下北駅伝が開催されるため、主要な幹線道路で交通規制が行われるとのことで、午前10時のスタートの前にむつ市を脱出することにしました。

東京へ帰る便は19時05分三沢空港発のJAL便でなので、時間はたっぷりあります。朝9時にむつ市の実家を出発し、レンタカーで、まずは青森市を目指します。

途中、横浜町(青森県上北郡)の菜の花畑がいい感じになっているのが見えました。


横浜町は、菜の花畑で町おこしに成功した町で、菜の花ドーナツとか菜の花ラーメンとか、色々な菜の花B級グルメを楽しむことができます。

今年(2017年)の菜の花フェスティバルは、5月20日・21日だそうです。

レンタカーで2時間半かけて、青森市までやって来ました。もうお昼時です。道中、食べログでアタリをつけておいたそば屋に向かいます。

青森市の新町商店街に2014年にオープンした、「かくだい」というそば屋です。そばは二八と十割がありますね。私は目下グルテンフリー中なので、迷わず十割を注文します。店員さんは「じゅうわりですね!」と復唱していました。


感心したのは、そばの細さです。十割そばって小麦粉でつないでないので細く切るのが難しいんですが、ここの十割はとっても細い。これまで食べた十割の中でも最細ではないかと。思わず店員さんに「これ、包丁で切ってるんですか?」って聞いたら「そうです!」って即答来ました。

かくだいは、青森市のそば屋ランキングの堂々1位です。そばも美味しいのですが、このお店のもうひとつの楽しみは器です。お皿や器がいちいちシャレオツなんです。なんと、店主が器も自分で作っているそうです。

うーむ。ここの店主は、並みの使い手ではありませんね。

さて、十割そばを堪能した後は、青森市を南下して八甲田山へと向かいます。

この時期の八甲田山麓では、道路の両脇に雪の壁がそそり立つ「雪の回廊」をドライブすることができるのです。


今年は雪が溶けるのが例年より早かったようで、壁の高さは低目ですが、それでもご覧の通り。

途中、「睡蓮沼」という沼のあたりで路上駐車の車をたくさん見たので、私たちも車を停めて見物にいったらご覧の景色が。


沼は完全に雪に覆われていて、看板以外は影も形もありません。面白いですねえ。

「千年の秘湯」が売りな「蔦温泉」で休憩し、十和田湖を目指します。

十和田湖エリアでのオススメ立ち寄り地は、いつの間にか星野リゾートの運営になっていた「奥入瀬渓流ホテル」でしょう。

岡本太郎作のデッカい煙突がそびえ立つラウンジでコーヒーを楽しむもよし(喫茶タイムは14時まで)、裏の出口から出て渓流を散歩するもよし、温泉を楽しむもよし(立ち寄り湯については要確認の上で)、ここは十和田湖周辺における、かなり上質な空間のひとつです。


裏の出口にひょっこり立つ、この像も岡本太郎の作です。

2017年の6月1日〜8月31日は、「苔ガールステイ」という宿泊プランも準備中だとか。さすがですね、星野リゾート。「苔ガール」って初めて知ったよ。


星野リゾートを後にし、奥入瀬渓流に沿ってドライブを楽しんだ後は、十和田市のダウンタウンを目指します。十和田湖からおよそ1時間のドライブ。

はい、着きました。十和田市現代美術館。


ここは2008年にオープンした、日本でも屈指の現代アートの美術館です。奈良義智の絵が何気に壁画になってるし、1本の木が展示されてんなって思ってよくよく見るとオノ・ヨーコの作品だし、美術館の向かい側の広場には草間彌生のカボチャがデンって置いてあるという、なかなか凄い美術館です。

ここに来ると「青森県の田舎町になんでこんな凄いのがあんの? 十和田市ってそんなお金持ちなの?」って心底思いますが、その背景についてはWikipediaなどご参照ください。

閉館時間が17時で、最終入場は16時半です。車ぶっ飛ばして、16時20分に無事滑り込み。


私たちが訪れた5月3日は、常設展の他に「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」という特別展が行われていました。28名の作家が作った1800点の陶芸作品を見ることができます。

常設展は撮影NGですが、こっちの特別展は撮影OK。


これらも奈良義智です。マトリョーシカ的な。ちなみに、奈良義智は青森県の出身。

いやあ、十和田市恐るべし。ここは、わざわざ行く価値のある美術館ですよ。私はここに来るの2回目でしたが、また3年後ぐらいにやって来ると思います。

そう、この馬に会いに。


これ、ビルバオのグッゲンハイム美術館のパピーを思い出させるよね。作者は違うけどね。

十和田現代美術館から三沢空港まではおよそ40分のドライブ。17時の閉館後に出発して、18時前には到着可能です。帰りのJAL158便は19時05分ですから余裕ですね。

以上、朝9時から18時までの9時間、青森県の北端から南端まで駆け抜け、桜なしで十二分に堪能することができました。

GWの青森、お楽しみは花見だけじゃないのよってことで。


▼下北半島の絶景お花見スポット二景
http://naokomai.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html

▼2017菜の花フェスティバルinよこはま
http://www.town.yokohama.lg.jp/index.cfm/7,2255,19,html

▼かくだい(食べログ 3.51)
https://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2008765/

▼アプティネット 雪の回廊
http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000129.html

▼苔ガールステイ
http://www.hoshinoresort.com/information/release/2017/04/24838.html

▼十和田市現代美術館
http://towadaartcenter.com/

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