2016年1月10日日曜日

ダイヤモンドヘッド山頂へGO! アサイーボウルは登った後でね

今回のハワイは、カウアイ島3泊、ホノルル3泊です。ホノルルでの宿は、ワイキキからちょっと外れて、ダイヤモンドヘッドにほど近いLOTUS HOTELにしました。ダイヤモンドヘッド? ダイアモンドヘッド? ……どっちでもいいね。ちなみに、LOTUSはニューオータニの隣です。

そんなロケーションだったので、Webでホテルを予約する際に、オーシャンビューではなくダイヤモンドヘッド・ビューの部屋を指定。これが大正解で、実際に現地でホテルと部屋のレイアウトを見ると、オーシャンビューの部屋は近隣のビルの隙間からしか海が見えないレイアウトです。それでダイヤモンドヘッド・ビューより値段が20ドルほど高いだなんて、ちょっとした詐欺ですよ、これ。


チェックイン後、案内された7階の部屋は角部屋で、窓という窓から神々しいダイヤモンドヘッドの姿が迫って来ます。だけど、写真に収めてみると、高く伸びた草木にじゃまされてご覧のありさま。かなり残念な仕上がり。

神々しいという意味では、やはり朝日に輝くクリアなダイヤモンドヘッドの画が見たい(撮りたい)。

方角的に検証してみると、朝日はダイヤモンドヘッドの中腹あたりから登ってくる感じです。お天気アプリでチェックすると、日の出の時刻は7時です。

翌朝、6時半に起床して日の出を待ちます。草木に邪魔されたくないので、非常階段を12階まで上って、階段の窓からダイヤモンドヘッドを狙います。


はい、7時半過ぎ、日の出予定時刻からおよそ30分後、朝日来ました。頭の中で鳴らすBGMは決まっています。

Also sprach Zarathustra ツァラトゥストラはかく語りき
「2001年宇宙の旅」のオープニングシーンは、マウイ島のハレアカラ山頂で撮影されました

そして、
Here comes the Sun ヒア・カムズ・ザ・サン(ビートルズ)
ジョージ・ハリスンは、マウイ島のハナに家があり、晩年をそこで過ごしています。

いずれも、ハワイにゆかりの深いコンテンツです。


こちらは、カウアイ島で買ったポストカード。ダイヤモンドヘッドをバックにするジョンとジョージです。1964年って書いてますから、アルバム的には「A Hard Days Night」の頃。初の全米ツアーの前後ですね。

とにかく、感動的な日の出を目撃できました。「今日はあの頂上に登ろう!」。そう決意させられるほど見事なご来光。

早速、決意を成就するべく、そそくさと支度してダイヤモンドヘッド登山口を目指します。登山口つったって、「登山」にかかる時間はたかだか30分。往復で1時間ちょい。ちょっとしたエクササイズといった趣なので、特に装備も必要ありません。軽装で十分だし、水も持たなくて大丈夫だし、取りあえずカメラ(スマホ)だけは忘れないようになって感じ。


山登りの前に腹ごしらえ。この日の朝食は、色んなハワイ情報誌やサイトに絶賛掲載中のボガーツ(Bogart’s)へ。ここで大人気のアサイーボウルを食べて、登山口についたのが午前9時半。

……なんと、駐車場が満車です。

入り口のオバさんが、腕をぐるぐる回して「帰れ帰れ」と言ってます。どうしても登りたい人は、ここから2キロほど離れたコミュニティ・カレッジの駐車場に停めて歩いて来いだと。

それはないよなあ。ちょっと甘く見たのがいけなかった。また明日、もっと早い時間に出直そう。

翌日、早起きして7時半ぐらいに登山口に到着。今度は駐車場もOKでした。5ドル払って無事駐車。朝早くから、たくさんの人々が山頂に登っています。

人が多すぎて、途中で景色を楽しむ余裕はあんまりありません。もう、ひたすら歩くのみ。みんな必死に歩いています。


そして、この長い階段を登りきると、頂上に到着です。

海が見える、空が見える、ホノルルの町が見える。絶景が広がります。


ホノルルの日本食レストランで聞いた話ですが、元日には、近ツリがダイヤモンドヘッドに登って初日の出を見るツアーというのを毎年やっているそうです。お弁当100個用意するんだって。日本人って、初日の出が大好きなんだなあ。

とにかく頂上は人が多すぎて、あんまりゆっくりできません。面白いことに、下りは皆達成感でいっぱいなので、おしゃべりしながら歩いている人が多い。これ不思議ですよ。行きは皆黙々と登っていたのに、下りてくる人、みんなうるさい。

ダイヤモンドヘッド登山口は、朝6時から夕方6時までオープンしています。

私たちが登ったのは、年末のハイシーズンだったから、駐車場がいっぱいだったのかも知れません。だけど、朝早く行くに越したことはないですね。


Uber使う手もありますよ。ほら、証拠写真。アプリで見ると、ダイヤモンドヘッドの真ん中にUberXがいますよ。Uber(タクシーでも)で登山口まで行って、頂上まで歩く。帰りは車を使わずに一気に歩ききりましょう。登山口からワイキキまで、徒歩でおそらく30〜40分ほどで帰って来られると思います。



で、その途中にボガーツに寄るんですよ。朝食のために。もちろんオーダーはアサイーボウル。このアサイーボウル、アサイーがシャーベット状になっていて、とっても冷たいんです。小登山の後のご褒美だな。渇きを癒すのにベリーグッド。

登山口からワイキキへの帰り道の、ちょうど半分ぐらいの位置にボガーツはありますからね。




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