カウアイ島からオアフ島に移動してきました。ホノルルで3泊します。ホテルはワイキキの外れ、ダイアモンドヘッドのふもと。
カウアイ島では、Apple SIMで40MBしかパケットを買いませんでしたが、滞在したホテルや毎日通っていたショッピングセンターのWiFiが安定していたせいもあって、情報難民になることはありませんでした。
そもそも、Apple SIMはiPadでしか使えません。徒歩での移動よりも、車(レンタカー)での移動が多いカウアイ島では、重たいiPadでも車を積みっぱなしにしておけばいいので、iPadにパケットが受信できる環境を作っておけば、情報収集はどうにかなります。
だけどオアフ島では、徒歩やバスでの移動が増えるのは間違いないでしょう。重たいiPadは持ち歩きたくありません。やはりiPhoneを現地のSIMで開通させたいところです。
ということで、iPhone用のSIMをゲットするぞ、と。
まず、ホノルル国際空港ではキャリアのSIMは手に入りません。自動販売機でこんなSIMが売っていますが、これはローミングSIM。世界各国で使える代わりに、料金がとても高いヤツ。
右側の「DATA SIM」は1MBあたり29セントって書いてあります。何だかとってもお得そうな感じがします。しかしこれがとんでもない罠。それぞれ1000倍してみると、1GBあたり2万9000セント。1GBで290ドル、つまり3万円オーバー。あり得ないです。こんなSIM買っちゃダメよ。
ホノルル空港を後にした私たちは、ホテルにチェックインする前に、iPhone用のSIMを買うためにアラモアナセンターにやって来ました。ここにAT&Tのショップがあるのです。
AT&Tは1Cのブロックにあります。早速突入しましょう。
店員のお兄さんにiPhoneを見せながら「ジャパニーズ・トラベラーなんだけど、プリペイドSIMある?」って聞くと、プランをいくつか説明してくれました。検討した結果、通話し放題、データ1.5GBで30日間有効で45ドルというのを購入します。
これ、今年(2015年)の夏にLAのAT&Tで買ったのとまんま同じやつだった。使ったことがあるSIMなので何の問題もありません。4Gにも繋がるし、極めて快適です。
お兄さんの説明から「1.5GB使い切ると、速度はめっちゃ遅くなるけど通信はできる」。また「有効期間は1カ月だが、電話番号は3カ月キープされている」と教わりました。つまり、3カ月以内にまたアメリカのどこかに行ったら、AT&TのショップでこのSIMをアクチすれば同じ電話番号で使うことができると。
このSIMは使い勝手もいいですね。APNの設定は必要ありません。SIMフリーのiPhoneに入れれば、すぐに使うことができます。そしてテザリングも可能。ただし、iPhoneとiPhoneの間のテザリングは、しょっちゅう接続が切断されるのでストレスは高い。が、まあどうにか使えるレベル。
AT&Tでは、これ以外にもiPad用(タブレット用)のSIMで、2GBで25ドルというのがありました。これ、安いですよね。テザリングが可能であればかなりメリットあります。使い方にもよりますが、データ本位で使う人なら日本でWiFiルーター借りるより安いんじゃないかと。いや、自分が持ってるWiFiルーターにこのSIM入れて使えたら最強ってことだわ。
海外でiPhone/iPad用のSIMを買うときにいつも思うのは、iPad用の安いSIMが売られているのに、そのSIMはiPhoneで使えないため、仕方なくiPhone用に高いSIMを買わされる羽目になり、理不尽だなあと。通話無制限、SMS無制限って部分がまったくのムダ。
電話をかけることはほとんどないから、データのみのSIMで必要十分なんだけどねえ。
Appleが、iPad miniより小さい「iPad nano」を発売してくんないかなあと思います。「SIMの入るiPod Touch」だな。うん、それがいい。
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