2010年8月15日日曜日

SIMの入れ替えに便利な道具

この週末も、山梨へ行ってきました。金曜の夜に会社の飲み会があったので、今回は土曜日の午前中に出発。目的地のノースランドまで、通常、車だと自宅からおよそ2時間かかります。しかし、土曜日の午前中は中央道が大渋滞となることは恒例。なので今週は電車で行くことにしました。


新宿駅から、特急かいじで甲府まで行き、そこからは昇仙峡行きのバスに乗ります。このバスに乗るのは初めてですが、料金の表示が面白かった。



ご覧のように、初乗り10円です。そんな激安のバスがあるのか? 乗客がお年寄りばかりだったこともあって、老人向けの、タダ同然の料金体系になっているのかとも思いましたが、そんなわけはありません。表示の2ケタ×10円というのが正解です。つまり、この写真の「10」は100円です。表示を「100」で始めると、おそらく1000円を超えた時に表示がはみ出してしまう(4ケタ表示できない)ので、こういう風にしているのでしょう。「運賃表示は10円単位です」と書いてありますが、それではよく意味がわかりません。このように「10」という数字が並んでしまうとなおさらです。「運賃は、表示×10円です」みたいな表現の方がいいんじゃないでしょうか。


さて、今回はb-mobileのtalkingSIMを山梨デビューさせました。ノースランドはソフトバンクの圏外エリアですが、ドコモ圏内ではあるのでb-mobileが使えます。SIMロックフリーのiPhone(3GS)と、WiFiルーター、それにiPadを持参。普段は電話を受けられるようにiPhoneにSIMを入れっ放しておきます。で、何か調べものをするなど、ネットに繋ぎたい時にはWiFiルーターにSIMを移して、iPadでググります。やはり、ネットは大画面の方が快適ですから。


さて、ここで問題発生。iPhoneに刺さっているSIMを抜き出す道具がありません。iPhoneには、デフォルトでSIM抜き刺し用のピンが付属していますが、これを私は持ち歩いたことはありません。小さいし、持ち歩く場合の入れ物が思いつかないので、なくす心配が大きいんです。代わりに私は、いつもゼムクリップを使っています。ゼムクリップなら、財布などに引っ掛けておけばいつでも取り出せるし、なくす心配もあまりありません。最悪、現地調達も難しくなさそうですし。


ところが今回は、そのゼムクリップを忘れたんですね。海外旅行の場合は絶対忘れないのですが、国内旅行ではなかなかSIMを入れ替えることはないですからね。


仕方なく、山の家で何か代用になる道具を探してみます。先が細くて、あまり鋭利でないピンのようなもの……。ドライバーはちょっと無理、キーホルダーの輪っかの部分も使えそうですが、真っ直ぐに伸ばすのが難しそう。


そして台所にきて閃きました。つまようじはどうよ?




これが見事にハマりました。つまようじを使って無事にSIMを取り出すことに成功です。ゼムクリップだと、穴に押し込めばヒンジ部分が持ち上がりますが、つまようじの場合、押し込んでも持ち上がらないので、そのまま引っこ抜くという感じ。


SIMロックフリーiPhoneをお使いの方は、是非お試しください。ちなみに、iPhone4のSIMはつまようじでは取り出せません。無理にぐいぐいようじを突っ込むと、先っぽが穴の中でちぎれてしまいます。ゼムクリップも案外厳しいですね。デフォルトのピンはあまり持ち歩きたくないので、新たな代用品の発見がTO DOリストに入りました。もっとも、SIMロックフリーのiPhone4は、まだ持っていませんけどね。

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