実は我々、日本の旅行代理店に「ブータンに着いたら、まずは携帯電話屋に連れて行って欲しい。SIMフリーのiPhoneを持っているから」とリクエストをしてありました。ガイドに確認すると、パロには大きな携帯ショップがないから、ティンプーに着いてから行こうとの返事。しばしのおあずけです。
次の写真は、高台にある博物館からパロの町を見下ろしたところ。はっきり言って、ド田舎ですよ。今風に言えば、スローなカントリーサイドとでも言いましょうか。
タ・ゾンはなかなか威風堂々とした建物です。上の方に見える円形の建物が、国立博物館。ブータンの歴史について、詳しく見学できます。ガイドによると、ブータンは1958年まで、完全に孤立していて、国家の存在さえ知られていなかったんだとか。
タ・ゾンには、若い僧侶が暮らしていますが、かなりゆるい雰囲気。カメラを向けると、目線と笑顔が気軽に返ってきます。この場所に限らず、町のそこここにいい感じの仏教的世界があります。
今日の昼食は、典型的なブータン料理が用意されました。右側手前が、唐辛子とチーズをあえたエマ・ダツィ。激辛ですが、それでも旅行者向けにマイルドになっている感じがします。手前の赤いのは干し肉の唐揚げです。ブータン料理、写真をみても、あまり美味しそうに見えませんよね。でも、日本人なら普通に食べられます。
ビールも飲んだし、寝不足も手伝って、ティンプーまでの道中は爆睡。空気が薄いのにも、だんだん慣れてきましたよ。
さて、ティンプーに到着しました。いよいよiPhone開通の儀です。ブータンでは、Bhutan TelecomとTashiCellという2つのキャリアがあります。 ガイドに聞いたところ、どちらも品質は変わらないような話。Bhutan Telecomのサービス名はB-Mobileというそうで、日本におけるご贔屓キャリアにあやかって、B-MobileのプリペイドSIMを買いに行きました。
SIM購入にはパスポートのコピーが必要です。コンビニなどないブータンでは、コピー屋さんがどこにあるか分からないので、一連の手続きはガイド君にやってもらいます(ブータン旅行には必ずガイドが伴いますからね)。契約そのものは、それほど難しくないのですが、データ通信を開通させるところに軽くハードルがあります。今回の B-mobileのSIMも、APNの設定(internetと入力)とトップアップの作業でやや手こずった次第。
iPhoneは無事に開通し、パケットも繋がりました。繋がってはいますが、速度は非常に遅い。まあ、致し方無しです。
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