復路、アトラス山を超えてマラケシュに帰ってきました。
マラケシュのランドマーク、クトゥビア・モスクの塔とヤシの木がお出迎え。
モロッコ最後の夜は、メゾン・アラベというリヤドに投宿です。リヤドというのは、「屋根のない中庭のある邸宅風の建物」という意味だそうで、部屋数のそれほど多くないこぢんまりした宿です。大手チェーンホテルとは対極にある、モロッコの定番アコモデーションです。
モロッコ最後の夜は、メゾン・アラベというリヤドに投宿です。リヤドというのは、「屋根のない中庭のある邸宅風の建物」という意味だそうで、部屋数のそれほど多くないこぢんまりした宿です。大手チェーンホテルとは対極にある、モロッコの定番アコモデーションです。
ありましたよ。屋根のない中庭。こじんまりと。左上の窓ガラスの向こう側が我々の泊まった部屋です。
レストランはプールと隣接しています。モロッコでは、プール見ながら食事するのが一般的なのか。2日前に行ったレストランも、店の中にプールがあったし、マムーニアも朝食はプールサイドでした。
このリヤドは、スタッフのサービスが素晴らしく、リピーター多数とのこと。帰りがけには、モロッコのイミグレに提出する出国カードが記入済み(!)で用意されてました。そういえば、パスポート一晩預かられっぱなしだったんだがこのためだったのか。これは凄い。痒いところまで手が届いてるわ。
こんなにサービスよくて、マムーニアの3分の1の価格ですよ。いや4分の1かも。嬉しくなりますねえ。
さて、マラケシュでもっとも有名な観光地といえば、ジャマー・エル・フナ広場。世界遺産。
ここを訪れるなら、夕方がベスト。そして夜まで粘る。カフェの屋上が人気です。絶好の撮影ポイントなんですよ。
露店が建ち並び、色々な食べ物を提供してくれます。これはエスカルゴ。
羊の頭かな。ちょっと客引きがしつこいんだ。「アタマ! アタマ!」とか言って。
テーブルにパンとジュースが並んで、学校の給食みたいです。
夜になると、どんどん人が出てきてお店も賑わってきます。
広場の奥にはスークがあって、骨董品やら民芸品やらカーペットやら履き物やら、ありとあらゆる物が売られています。
ここも客引きがうるさいんだよね。「ジャポネ!」「スズキ、ホンダ!」とかやたらと声をかけてくる。
スークではちょっと買う物がないかなって感じの我々ですが、マジョレル庭園の入り口にナイスなお店がありました。
マジョレル庭園は、フナ広場からはちょっと離れますが、例のバス・ツーリスティックを乗り継いで行くことが可能。イブ・サンローランが愛した庭園として有名です。
この青い色がふんだんに使われています。ラピスラズリ? 庭には、サンローランの墓もあります。
この庭園の向かいにあるのが、「33 Rue Majorelle」という雑貨屋。
入り口には、草花で作った顔が2つ。熊か? ガンダルフか? 雑貨屋というか、セレクトショップですね。食器や洋服なども売っていて、どれもかなりのハイセンス。
モロッコ名物のバブーシュも、この店にあるものは何だか高級です。
Tシャツのコーナーには、ジャッキー・チェンのポスターもあった。「蛇拳」でしょうか。
で、この店の2階で見つけたのがこれ。
iPhone用スピーカー。スピーカーというか拡声器。メガホン。「Cornet Acoustique」という商品名がついてました。
Facebookに写真を上げて「買おうか迷ってる」とつぶやいたところ、「買え!」のコメントがたくさんついたので買っちゃいました。
迷った理由は2つあって、値段が8500円とちょっと高いなというのが一点。もう一点は、イージージェットで運搬する際、割れてしまうリスクです。お店のお姉さんに、プチプチでぐるぐる巻きに包んでもらって、無事に日本へたどり着きました。
正直、音はまあまあと言ったところ。AMラジオを聞いてるみたいな音質です。iPhoneのスピーカーの音を拡声してるだけですからね。
それにしても、なかなかお茶目な商品ですよね。何か、豚の蚊取り線香ホルダーに似てないか?
モロッコでiPhone周辺機器を買うことになるなんて、まったくの想定外でしたよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿