2015年1月8日木曜日

今日も雨だよスリランカ。2 ヌワラエリヤで紅茶ハント後、滝でズブ濡れ

スリランカを1週間(7泊8日)で周遊する旅。2日目は、朝10時にコロンボ空港(ネゴンボ)のホテルを出発し、一路ヌワラエリヤへ。

ここから先は、専用車とドライバー(日本語OKのスリランカ人)とともに旅をします。


車は真っ赤なホンダフィット。意外にもハイブリッドです。日本から中古で買った車両だそうで、インパネの表記なんかは日本語のまんまです。

スリランカでは、フィットはそれほど多くないのですが、プリウスがやたらたくさん走ってます。スリー・ウィーラー(トゥクトゥク)とプリウス(ハイブリッド)がそこら中にいる、ある意味「アジアの近未来カオス」といった光景です。

事前に調べていた通り、道路事情はあまり近代的ではなく、幹線道路は片側一車線で、都市部を通過する際にけっこう渋滞します。高速道路は、スリランカ全土を通じて2路線しかありません。

2日目は200キロ程度の移動なのですが、昼食のブレイクを入れて5時間ほどかかりました。移動だけで1日が終わるという、何とも達成感に乏しい日です。


ヌワラエリアのホテルに着くと、もう日が暮れかけていました。散歩がてら近くの公園に行ってみたところ、仏像を見かけたんですが、光背がLED化されて怪しく光っていました。

インド圏のレコード屋や雑貨屋に行くと、Buddha TranceとかPsychederic BuddhaみたいなタイトルのCDをよく見かけるんですが、スリランカのストリートにはサイケデリックな仏像がいくつも鎮座しているのを発見したのが、今日の唯一の収穫です。

散歩していたら、けっこうな勢いで雨が降ってきました。傘を持たずに来てしまったので、そそくさとホテルに退散です。晴れのち雨の2日目が終了。

一夜明け、3日目は朝から雨です。けっこう降ってます。今日はセイロン・ティーの工場を見学します。


レトロな工場に、収穫したばかりの茶葉が運び込まれて乾燥する工程を見学します。


ヌワラエリア地域は紅茶の産地として有名ですが、標高が2000メートルぐらいあります。走っていると、段々になった紅茶畑とともに、山や谷や、滝が続々現れるなかなか風光明媚なところです。


山の稜線が、雨雲のおかげで判然としません。そんな悪天候のなか、当地でもっとも大きな滝、ランボダの滝に突撃です。

しかしこの滝が、折からの雨で水量が大増量していて恐ろしいことに……。


これぐらいの距離で見ている分には人畜無害なんですが、展望台のドン詰まりまで行くと、滝から落ちた水が霧状になって吹き上がっています。


ナイアガラの滝でびしょ濡れになった記憶が甦りますが、あの時はカッパが観光客全員に配られていました。

しかしここでは自己責任。一応、車に傘は積んであるのですが、滝の水量がハンパない上に風が強いので傘が効かないというね。

もう、びしょ濡れになるしかありません。

体を乾かしながら、滝壺そばのレストランでビュッフェスタイルのランチ(この旅の間、基本、ランチはビュッフェでした。いずれも観光客用レストランにて)。


その後、紅茶ショップでお土産用の紅茶を買って、次の目的地、キャンディーに移動です。

しかし、キャンディーに着いたら市街地がものすごい渋滞で……。10キロほど移動するのに2時間ぐらいかかって、ホテルに着いたらみなヘトヘトです。


今日の雨はヒドかった。滝に打たれたし。

しかし、明日もガッツリ雨が降るとの予報です……。

ドライバーに尋ねます。

私「今日も雨だったねえ……。明日も雨かな?」

ドラ「12月はレイニー・シーズン。雨はフリマス!」

私「スリランカ観光のベストシーズンはいつだっけ?」

ドラ「12月デス!」



何とも割り切れない感情を胸に、雨の中、高台の上にあるホテルにチェックインします。ま、ホテルがなかなかいい部屋だったので(部屋にジェットバスがあった!)、のんびり過ごしますか。

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